TACの口コミ、評判完全ガイド-大手ならではのメリット・デメリット

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TACと言えば数ある資格予備校の中でも超大手に当たります。

口コミや評判を探せばたくさん出てきますが、極端に良いことしか書かれていないものや、感情に任せて悪く書いているものなど、自分が求めている評判を探すのは難しいのではないでしょうか。

この記事ではTACに関する口コミ・評判をまとめ、大手ならではのメリット・デメリットについて解説していきます。
予備校選びに迷っている方、TACの評判が気になる方は是非参考にしてください。

TACの口コミ・評判はどんなものが多い?

早速TACの口コミ・評判を集めたのでご紹介します。

まずは良い口コミについてです。

TACの良い口コミ・評判

通学・大手ならではの評判が多く見られました。

受講生が多いことから、同士・ライバルを目の当たりにできるため、やる気やモチベーションが上がるといった口コミがありました。

また校舎が多いため、受講できなかった講義は振替を別校舎で行えたり、DVDで受講できたり、サービス面で優れていることがわかりました。

合格できたのは、間違いなくこの講座のおかげです。自分だけでは、勉強しなかったし、レベルもわからない、情報がない、という中でいつも相談に乗ってもらえました。2年近く勉強し合格までたどり着きました。特に面接や作文が苦手でしたが、ものすごいサポート量で助かりました。

(公務員講座 20代女性 M.Kさん)

独学で学習していた時と比べると、通学は他の生徒がいるので刺激を受けられる。講義についていくには、ある程度の予習が必要。間に実力テストなどもあるので、目標を立てて

学習しやすい。

(簿記講座 20代男性 A.Yさん)

駅から近くて通いやすいし便利です。教室数が多いので、振替が色々な場所でできて助かります。試験の後のバックアップフォローが充実しているので、安心して学習できます。

(簿記講座 30代男性 S.Oさん)

TACの悪い口コミ・評判

悪い口コミについて、大手ならではの悪い面が見られました。
校舎・講師が多い分、自分に合わない講師や事務職員に当たってしまうことがあるようです。

無料体験講義はTACの公式ホームページに用意されていますが、実際に受講する講師や対応してくれる事務職員には入学してからでないとわかりません。

また、講義費用については高いと思う方がいる一方で、安いと思っている方もいらっしゃいました。これは比較する予備校や講座によって変わってきますので、一概に高いとは言い切れません。

コース・校舎によって講師の「アタリ」「ハズレ」が大き過ぎる。講師が他の仕事をたくさんしているので、先生がいなくなったりよく休校になるのはひどい。

(TOEIC対策講座 30代男性 K.Tさん)

講義は大変満足感が高く、無事宅建も合格しました。唯一、事務職員の、教材の渡し間違いや冷たい態度など、対応は少し不満です。営業の方と全く対応が違うのに戸惑いました。

(宅地建物取引士講座 40代男性 H.Mさん)

他予備校に比べれば安いかもしれないが、正直、受講料が高い割には返ってくる恩恵が少ないように感じる。授業以外にも面接対策やグループワーク対策などの講座を無料で受けることができるが、面接対策はあまり多くできない。

(公務員講座 20代男性)

口コミから分かった、大手TACを選ぶメリット

口コミを集める中で、TACを選ぶメリットが見えてきました。
大手予備校TACを受講するメリットは次の3つです。

  1. 受講生が多い、その分合格者も多い
  2. 数々の合格者を出したからこそ講義の質が高い
  3. 校舎は全国36か所に展開しているため通学しやすい

それぞれについて詳しく解説します。

受講生が多い、その分合格者も多い

下のグラフはTACの受講者数の推移です。
2020年3月には20万人以上の方がTACを利用しています。
受講者が多いことで良いのは、資格勉強で孤独に陥らないことです。
一緒に頑張る仲間を見つけやすいですし、自然と勉強中の人を見ることができるので、「自分も頑張らなくては」とモチベーションが上がりやすいです。
通信講座や受講人数が少ない予備校では味わえない経験です。

また、受講者が多い分、合格者数も多くなっています。
一例ですが、2006年~2019年の公認会計士試験合格者は8,617名にも上がります。
合格者が多いということは実績があるということ。
TACは紛れもなく実績が出ている予備校なのです。

ー 引用元:TAC「データファイル 受講者数の推移」

数々の合格者を出したからこそ講義の質が高い

TACが多くの合格者を出していることは説明しましたが、合格者を多く出している理由は、講義の質にあります。
TACの講師はほとんどが実務家で、実務に携わっている方の生の授業を受けることができます。
そのため丁寧で、実際の仕事や試験に生かせる知識を養うことができます。

また、講師陣は合格実績からどういった授業が効果的か理解しています。
合格者数が多ければ多いほどノウハウは溜まっていきますので、それだけ合格に近い勉強をすることができるのです。
合格者を多数輩出しているからこそ、講義の質は保証されています。

校舎は全国36か所に展開しているため通学しや

大手と呼ばれる所以は受講者数が多いことと、校舎が全国にたくさん置かれていることです。
TACの校舎は全国36か所に展開されているため、全国各地の方が通学しやすいものになっています。
都心だけでなく地方の方も平等に学習するチャンスがあるのです。

また、大手だからこそのサービスも充実しています。
用事が出来てしまい講義に出られない場合、普通はその講義分の受講料がもったいないだけでなく、授業に追いつけなくなる心配があります。

しかし、TACでは別校舎での振替はもちろん、その回だけDVDにしてもらうことが可能です。
こうしたよくある事態に対してのサービスが充実しているのは大手ならではの良さではないでしょうか。

口コミから分かった、大手TACを選ぶデメリット

逆にTACを受講するデメリットは次の3つです。

  1. 講座数も多い、その分講師の当たりはずれがある
  2. スタッフの対応が事務的
  3. 授業料が高い

それぞれについて詳しく解説します。

講座数も多い、その分講師の当たりはずれがある

大手であるTACは受講生が多く校舎も全国各地にあります。
その分講師も多いです。
講師が多い故に当たりはずれが大きいようです。

講師があまりよくないという口コミもあれば、すごくわかりやすい講義だったという口コミもあるので、正直これは個人の相性なのだと思います。

入学前にどんな講師なのかは事前に知ることができないので、その辺りは運に任せるしかないようです。

スタッフの対応が事務的

こちらも相性になると思うのですが、スタッフの対応が悪いという意見がありました。
TACは大手予備校であるゆえ、受講生も多く、一人ひとりが親しくなりづらいようです。
そのため事務職員の対応が冷たいと感じるのかもしれません。
アットホームな雰囲気を望んでいる人や、自分はお金を払っているのだからという気持ちで接する人にはTACは向かないでしょう。

逆に淡々と事務をこなしてくれる方がいいという方にはおすすめです。
また中には事務職員さんに対してかなり高評価の口コミもあったので、個人の相性による部分が大きいです。

授業料が高い

TACの講義費用は決して安いものではありません。
講座によっては他予備校と比べ安いものもありますが、格安通信講座などに比べれば高い部類に入ります。
合格者を多数輩出していること、高い講義の質を加味すればこの価格は妥当なものなので、本気で合格を目指す方にとっては仕方ない出費であるとも言えます。

割引などを駆使すれば通常価格より安く受講できるので、まずは可能な限り割引を使用すると良いでしょう。

大手ゆえにクオリティは安定しているが、アットホームな雰囲気を期待する人には向かない

大手予備校であるTACの講義クオリティはおおむね安定しています。
しかし講師は別に仕事を持つ人が多いので、忙しいことが多いです。

たくさんの受講者一人ひとりに丁寧な指導をしてくれることはあまり期待しない方が良いでしょう。

また、スタッフが全体的に良くも悪くも淡々としているので、アットホームな雰囲気で学習したい方には不向きです。

悪い面を考慮してもTACは受講者数も多く、その分合格者数も多いので実績は十分あります。

資格合格を目指すためにTACを選ぶのは間違いないでしょう。

無料体験入学や無料個別受講相談など、受講を迷っている方にとって判断材料を多く用意しているので、悩んだ方は是非申し込んでみましょう。

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