「非常識合格法」という独自の学習スタイルを謳っているクレアール。
公認会計士の学習は費用がかかる上に合格まで時間も費やすため、予備校選びは慎重になるのではないでしょうか。
この記事では通信講座のクレアールの実態について辛口評価していきます。
公認会計士講座について本音で判定しますので、予備校選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。
クレアールの公認会計士講座ってどんな講座?
まずはクレアールの公認会計士講座の特徴を説明します。
クレアールの特徴は大きく分けて3つあります。
特徴1:非常識合格法
クレアールの「非常識合格法」とは、合格に必要な部分のみ学習する方法です。
過去の出題傾向、監査実務での頻出度などから重要論点を徹底解析。
覚える範囲を絞り込むため、テキストは他の予備校よりも薄く、学習時間も短縮させることが可能です。
テキストでの学習時間を減らすことで、演習問題を解く回数を増やすことができます。
インプット・アウトプットのサイクルを短く多く取り入れることで、合格必要範囲を徹底することができるようになっています。
特徴2:Vラーニングシステム
クレアールではいつでもどこでも好きな時間に学習することが可能です。
通学講座と違い、通信講座は好きな時間に学習するのが売りですが、クレアールでは一般的な通信講座以上にVラーニングに力を入れています。
クレアールの講義はWEB形式で、パソコンからだけでなくスマホから視聴することができます。
視聴回数は無制限、視聴スピードを変更できるのも今や当たり前ですが、クレアールの講義は1講義30分と短く設定されています。
30分と短時間であることで、自分の不足している論点、聞きたい論点をピンポイントで繰り返すことができ、効率的に学習が可能です。
特徴3:低価格
詳しくは後述しますが、クレアールは他予備校と比べ安く受講することが可能です。
公認会計士講座の相場価格は60~80万円ですが、クレアールの「2年スタンダード合格コース」は540,000円で受講することが可能です。
ここからさらに各種割引が付くので、もっと安くすることもできます。
また、お祝い金制度や万が一のための「トータルセーフティコース」が用意されているので、コスパは非常に優れていると言えるでしょう。
クレアールの公認会計士講座の費用は?
予備校選びで重要になるのが費用だと思います。
クレアールの公認会計士講座は様々なコースが用意されていますが、今回は一例として「2年スタンダード合格コース」を他予備校と比較します。
クレアール | [2022年合格目標] 2年スタンダード合格コース 初学者対象 Web通信 | 540,000円 |
9月割引価格 | 445,000円 | |
大原 | 2022年合格目標 2年初学者合格コース | 780,000円 |
TAC | 2年L本科生 教室(ビデオブース)講座 A~Cレベル | 780,000~790,000円 |
表のとおり、クレアールの会計士講座は他校と比較して格段に安いです。
さらに9月割引で10万円近く値下げすることも可能です。
この〇月割引は月ごとに変わるようなので、クレアールを検討している方は要チェックです。
また初学者よりも簿記修了者、税理士資格を有する方はより安いコースにできるので、ご自身がどれに当たるのか調べてみると良いかもしれません。
クレアールで人気のコースに「トータルセーフティコース」があります。
このコースでは万が一合格に届かなくとも、翌年も講義・サポートを受けられるシステムです。
せっかく予備校を利用して学習したのに、合格できないままドロップアウトしてしまうのはもったいないですよね。
万が一に備えて、翌年も同じように学習を続けることができるので、学習に費やした労力・時間を無駄にすることがありません。
合格できれば翌年以降の受講料はキャッシュバックされますし、合格お祝い金ももらうことができるのでお得なコースになっています。
クレアールの公認会計士講座の評判は?
これまでクレアールの特徴や費用を見てきました。
しかし一番気になるのは、実際に受講されている方の口コミ・評判ではないでしょうか。
クレアールについての口コミ・評判を集めていく中で、次のような口コミが多く見られたので紹介します。
要点を絞ることでテキストが他校に比べ圧倒的に少ないです。
働きながら勉強する人には効率的に勉強を行うことは絶対条件です。
すべての範囲を網羅するのではなく、範囲を絞って合格点を取りに行くスタイル、これで働きながらでも合格できました。
企業法は本試験と答練の出題傾向が、ほぼ同じであり、長い論述が要求される為、文章力を磨く必要があります。
講評は丁寧で、解説も充実しています。
クレアールでは添削がしっかりされ、答案が真っ赤になって返却されます。
通信講座であることからマイペースに学習できました。
講義を倍速で視聴して時間を節約できたり、予定に合わせていつでも講義を視聴できたり、メリットしかありませんでした。
電車の中、ショッピングモールのテーブルなど多様な場所で受講していました。
クレアールを選んだ一番の理由は、トータルセーフティコースがあったからです。
学習するモチベーションを保つことができ、結果多くの受講料が戻りました。
合格へのツールも大変充実しており、これだけ受験生をサポートしてくれる予備校はないのではないかと思います。
やはり効率的に学習できるのが魅力的なようですね。
通信講座でありながら論文式試験に力を入れているのがわかります。
他にはないトータルセーフティコースも価格面で安心です。
クレアールの公認会計士講座がおすすめな人
クレアールの公認会計士講座は次のような人におすすめできます。
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前述したように、クレアールでは効率よく学習することができます。
効率よく学習することで可能になってくるのは、隙間時間を学習時間に充てられること、学習時間の節約です。
社会人の方、働きながら合格を目指す方にとって一日2~3時間の学習時間を確保するのはかなり困難ではないでしょうか。
通勤時間や休憩時間などほんのわずかな時間を利用できるシステムになっているので、睡眠時間を削って勉強する必要はありません。
試験に向けた勉強は長くなればなるほど精神面・体力面で疲弊してきます。
クレアールは短期決戦が可能なので忙しい社会人の方に向いている学習法になっています。
また、クレアールの受講料は安価です。
セーフティコースも用意されているので、コスパを重視している方、一発合格に不安がある方にはおすすめの講座です。
クレアールの公認会計士講座をおすすめできない人
逆に次のような人にはクレアールをおすすめすることができません。
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クレアールのメリットである「非常識合格法」はデメリットも含んでいます。
それは、学習範囲を絞り込んでいるため試験範囲すべてを学習することができない点です。
クレアールでは徹底分析したうえで学習範囲を絞り込んでいますが、従来の勉強方法に比べて学習量が少ないのは事実です。
試験で高得点を取りたい方、すべての範囲を学習したい方にとってはデメリットになります。
また、通信講座が専門のクレアールでは直接講義を受けることができません。
自分の好きな時に講義を聞けるのは良い点ですが、その場で質問することができないのはデメリットです。
しかしクレアールではスカイプ・メール・電話・FAXで質問を回数無制限に受け付けています。
メールの返信は遅いと言った口コミもありますが、電話はすぐに回答してくれるようです。
質問の回数は無制限なので、コスパを考えるとどんどん利用した方が良さそうです。
最後に、クレアールは大手予備校と比べ受講生が少ないです。
さらに通信講座であるため受講生と顔を合わせる機会もありません。
仲間をたくさん増やしたい方にクレアールはおすすめできません。
しかしクレアールには合格ゼミや各種イベントが用意されているので、そういった機会には他受験生と交流したり、モチベーションを高めあったりすることができます。
クレアールはコスパ◎セーフティコースなら更に安心
クレアールは効率よく低価格で公認会計士講座を受けることができます。
多様なコースが用意されていますが、やはりセーフティコースが人気です。
お祝い金制度にキャッシュバックと、合格に向けてモチベーションが上がりますし、実際に合格すればかなり受講料を節約することができます。
受講生が少ない点、すべての試験範囲を網羅することができない点はデメリットですが、質問回数が無制限なのは他の通信講座では見られないポイントです。
添削もしっかりされるので論文式試験にも対応できまし、論文式試験コースも用意されているので、あらゆる方にピッタリなコースがあるはずです。
良質な講座、質問回数無制限は数ある予備校の中でもコスパはトップクラスと言えます。
クレアールは働きながら合格を目指す方には一押しの通信講座です。